銀行系カードローンのおすすめな点と審査の流れ
「お金を借りたいけど、ちょっと怖いなぁ」と心配に思っていませんか?
初めてお金を借りる人にとって、カードローンへの申し込みは、少しハードルが高いですよね。
そんな人には、銀行系カードローンがオススメです。
あまりなじみのない貸金業者から借りるより、普段から預貯金で利用している銀行の方が安心して借入ができますよね。
ただ、銀行系のカードローンならどこでもいいというわけではありません。
それぞれに特徴がありますので、きちんと内容を確認して申し込みをしましょう。
ここでは、銀行系カードローンのおすすめな点と、申込から契約までの流れをわかりやすく説明します。
銀行カードローンのメリットは金利の低さと信頼できること
まずは銀行カードローンのメリットを確認してみましょう。
カードローンは大きく、銀行カードローンと消費者金融カードローンの2種類に分類されます。
銀行カードローンを利用すると何がいいのかカンタンに解説しますね。
【銀行カードローンのメリット】
1.金利が低い
銀行カードローンの一番のメリットは、消費者金融と比較して金利が低いところが多いことです。
通常の消費者金融は一番高い金利が年18%の金利のところが多いですが、銀行カードローンは多くが年15%以内に設定されています。
金利は年○%という表記ですが、毎日、日割りで加算されていきます。
少しでも安い方が最終的な支払い金額が少なく済むので、お金を借りる会社を選ぶ際の重要な指標になります。
特に、高額の借入をしたい人や、返済期間が長くなる予定の人には金利の低い銀行カードローンはオススメです。
【銀行カードローンのメリット】
2.銀行から借りる安心感がある
次のメリットは、銀行が信頼できる金融機関であるという点です。
名前も聞いたこのないような会社と取引するのは心配ですが、あなたも普段から利用していて、お金の管理を任せられる銀行なら、借入も安心ですよね。
【銀行カードローンのメリット】
3.郵送物でカードローンの利用が家族にバレにくい
カードローンの利用を家族に内緒にしたい人には、もう一つメリットがあります。
銀行のカードローンの利用は、家族にバレにくいです。
銀行のローンカードは借入用のカードとキャッシュカードが一体になっている場合もあるので、財布の中をのぞかれても安心です。
もしキャッシュカードと別になっていたとしても、「カードローン」と書いているわけではないので、他のキャッシュカードと区別がつきにくいです。
また、郵送物が自宅に届く時に、差出人は銀行の名前しか書いていないので、怪しまれるリスクも低いでしょう。
オススメの銀行カードローン3選
では、これらのメリットを兼ね揃えた銀行カードローンの中から、どこを選べば良いでしょうか。
今はほとんどの銀行でカードローンを取り扱っているので、選ぶのが大変ですよね。
そこで、ここではカードローンに力を入れているメガバンク3社をピックアップして紹介します。
とにかく低金利で借りたいならみずほ銀行カードローン
金利 | 年2.0〜14.0%* |
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最大限度額 | 800万円 |
返済方法 | 口座引落
(みずほダイレクト、ATM返済で任意返済可) |
カードローンの選定基準の中で重要な金利で選ぶなら、みずほ銀行カードローンがオススメです。
金利が低い銀行カードローンの中でも特に低金利です。
最大限度額も800万円と高く設定されていますので、高額借入をしたい人にぴったりですね。
ただし利用にあたり、みずほ銀行の口座が必要であることと、毎月の返済が口座引落に限られていることが難点です。
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%〜13.5%です。
都市部で使うなら三菱UFJ銀行バンクイック
金利 | 年1.8〜14.6% |
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最大限度額 | 500万円 |
返済方法 | 口座引落
ATM |
三菱UFJ銀行のカードローンであるバンクイックは、みずほ銀行ほどではありませんが金利は低く、返済方法も多いので使い勝手が良いカードローンです。
店舗数は他行と比較してダントツであり、特に都市部に集中しています。
ただし、地方に行くと1店舗もない都道府県もあります。
三菱UFJ銀行のATMや提携コンビニATM等でも手数料無料で借入ができるので、普段使う時には不自由はあまりないですが、契約が自動契約機でできないので少し不便ですね。
地方でも安心の三井住友銀行カードローン
金利 | 年4.0〜14.5% |
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最大限度額 | 800万円 |
返済方法 | 口座引落
ATM |
三井住友銀行のカードローンも、信頼性が高く低金利のメガバンクの銀行カードローンです。最大限度額も高いですね。
店舗数も多く、全都道府県に店舗や自動契約機があるので、地方の人でも安心です。
こんな人には銀行系消費者金融のカードローンがオススメ
ここまで、信頼できて低金利の銀行カードローンについて解説しました。
しかし、残念ながら即日の借入ができないなどの欠点もあります。
「今日中に借入がしたい!」と急いでいる人には向いていません。
即日融資を希望するなら、消費者金融で借入をすることになりますが、信頼性も重視したいですよね。
そんな人は、「銀行系の消費者金融」のカードローンがオススメです。
消費者金融に対して怖いイメージを持っている人も多いですが、実は経営母体は銀行のグループの会社があります。それなら信頼性は問題ないですよね。
金利は高い傾向がありますが、そのデメリットをカバーするサービスもありますし、他にも色々なメリットもあるんです。
ここからは、銀行系消費者金融の特徴を見ていきましょう。
【銀行系消費者金融のメリット】
1.即日融資に対応している
消費者金融各社が特に力を入れているのが、申込から借入までのスピードです。
消費者金融なら申し込んだその日のうちに借入ができるので、急いでいる人にオススメです。
カードを受け取ってATMで借入をするだけではなく、インターネットで申込と契約をすれば、カード発行より前に振込で借入をすることもできますよ。
【銀行系消費者金融のメリット】
2.指定の銀行口座を持っていなくてもOK
銀行カードローンの場合は、その銀行の普通預金口座を持っていなくてはいけない場合が多いです。特に返済を自動引落に設定する場合は必須ですね。
消費者金融の場合は、どこの銀行でも返済用口座にすることができるので、手持ちの普通預金口座にとらわれず選べるのです。
【銀行系消費者金融のメリット】
3.無利息期間があれば金利が高くてもお得に借りられる
消費者金融のデメリットは金利が高いことです。
最高の金利で比較すると、銀行カードローンは年15%以内に抑えられているところが多いのに対し、消費者金融は18%のところがほとんどです。
しかしローン会社によっては、30日間無利息の特典をつけているところもあります。
このような無利息サービス期間を上手く利用すれば、かなりお得に借入ができます。
オススメの銀行系消費者金融3選
それでは、銀行系の消費者金融を見ていきましょう。
大手メガバンクのグループには3社の消費者金融があります。
- プロミス
- アコム
- SMBCモビット
それぞれの特徴を見ていきましょう。
24時間振込対応が可能な三井住友銀行グループのプロミス
金利 | 年4.5〜17.8% |
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最大限度額 | 500万円 |
返済方法 | 口座引落
ATM |
無利息期間 | 30日間 |
プロミスは、三井住友銀行のグループ会社である、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が展開する消費者金融です。
信頼性は全く問題ありませんよね。
プロミスでは、他社消費者金融よりも若干金利が低く、さらに無利息期間が30日ついているのでお得感があります。
消費者金融では『WEB完結』と言って、インターネット上だけで完結する取引方法がありますが、プロミスのWEB完結は他社よりも優れている点が二つあります。
一つ目は、一部の金融機関を除いて原則、ほぼ24時間いつでも振込融資が受けられます。
通常、金融機関の営業が終わる15:00を過ぎると、翌営業日の取扱いになってしまいます。
24時間振込で借りられるのは大きなメリットですね。
二つ目は、カード無しが選択できるという点です。
家族にカードローンの利用を内緒にしたいという人は、できるだけ手元にカードを持ちたくないですよね。
カード無しにしておけば、財布の中を覗かれてもバレる心配はありません。
カード無しの場合、ATM利用ができないので注意しましょう。
消費者金融の中で利用者数がダントツ!三菱UFJ銀行グループのアコム
金利 | 年3.0〜18.0% |
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最大限度額 | 800万円 |
返済方法 | 口座引落
ATM |
無利息期間 | 30日間 |
アコムは消費者金融の中で最大手です。
三菱UFJ銀行グループであり、店舗数も一番多いです。
信頼性に重点を置く人に、特におすすめです。
30日間無利息がついていますし、短期の借入であればお得に利用することもできます。
WEB完結では、プロミスと同じように金融機関によっては24時間振込融資をうけることができます。
楽天銀行の口座を持っている人は、アコムでのWEB完結がオススメです。
家族に内緒で借入したいなら、SMBCグループのSMBCモビット
金利 | 年3.0〜18.0% |
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最大限度額 | 800万円 |
返済方法 | 口座引落
ATM |
無利息期間 | 無し |
SMBCモビットもプロミスと同じく、SMBCグループの消費者金融です。
モビットには残念ながら無利息期間はありませんが、家族に内緒で借入をしたい人に最適なカードローンです。
他社の場合は、WEB完結を利用したとしても、後で郵送物が届いたり電話連絡があなたの携帯や職場にあったりすることが多いです。
しかし、SMBCモビットの場合は郵送物もWEB完結なら電話連絡も一切なしで、さらにカードも無しにできます。
職場にも家族にも、絶対にバレたくないという人はSMBCモビットの利用をオススメします。
カードローンの申込から借入までの流れ
銀行系カードローンのそれぞれの特徴について解説しましたが、あなたにぴったりのカードローンは見つかりましたか?
利用したいカードローンが決まったら、早速申し込みを始めましょう。
申し込み方法には様々な方法がありますが、オススメはインターネットでの申し込みです。
スマホを使えばちょっとしたスキマ時間で、場所を選ばずサッと操作できますよね。
さらに、振込で融資を受けるWEB完結取引を利用する場合、インターネットでの申込は必須です。
ここからは、申込から契約して借入するまでの流れを簡単に説明します。
【カードローン申込手順】
1.必要書類を揃える
まずは申込にあたり、必要な書類を用意しましょう。
どのカードローンでも必ず提出を求められる書類は、本人確認書類です。
基本的には運転免許証が望ましいです。
他にもパスポートや健康保険証でもOKですよ。
ただし、顔写真が入っていない健康保険証を提出する場合は、住民票や公共料金の領収書等も一緒に提出を求められる場合があります。
また、借入する金額によっては追加で書類を求められる場合がありますので、用意しておきましょう。
【カードローン申込手順】
2.インターネットで公式サイトにアクセスして申し込み
必要書類の用意ができたら、カードローンのWEBサイトにアクセスして、申込手続きを行います。
入力フォームに必要事項を入力しましょう。
あなたの氏名、住所、電話番号の他に、家族構成、住居区分、勤め先の情報、他社ローンの利用状況なども入力する欄がありますので、全て入力してくださいね。
【カードローン申込手順】
3.審査に入り、本人確認と在籍確認の電話が入る
入力が全て完了したら、審査が始まります。
審査の段階で、確認のための電話があなたの携帯と職場にかかってくる場合があるので、注意しましょう。
あなたの携帯にかかってくる電話は、本人確認の電話です。
本当にあなたが申し込んだのかを確認し、入力内容に間違いがないかを聞かれます。
そして、職場にかかってくるのが在籍確認の電話です。
あなたが入力した勤め先に本当に在籍しているのかを確認するのが目的です。
「在籍確認の電話で、職場にカードローンの利用がバレてしまうのでは?」と心配な人もいますよね。
でも、この電話ではカードローンの在籍確認だとはわからないように電話がかかってきます。
この電話で特定されることはないので、安心してください。
【カードローン申込手順】
4.審査結果の連絡が入ったら、契約とカード受け取り
審査が終わると電話かメールで審査結果の連絡が入ります。
消費者金融の場合は遅い時間でなければ、当日中に結果がわかります。
銀行カードローンの場合は早くても翌日以降なので、慌てずに待ちましょう。
審査結果が入ったら契約手続きに入るのですが、ネットで契約するか、自動契約機で受取をするかを選ぶことができます。
自動契約機で契約する場合
カードを使ってATMで借入をしたい人は、自動契約機を利用すれば一番早くカードを入手できます。(銀行カードローンの場合は、キャッシュカードがそのままローンカードとして使える場合も あります。その場合はインターネットで契約が最速です。)
審査結果を待っている間に、近くの自動契約機がどこにあるか確認しておくとスムーズですよ。
自動契約機では、ガイダンスに従って画面をタッチしていきます。
契約の過程で必要書類の提出が求められますので、忘れずに持って行ってくださいね。
書類の提出はブース内のスキャナに読み込ませることで行います。
契約が完了すれば、その場でカードが発行されます。
多くの場合ATMが併設されていますので、このATMを利用すれば一番早く、手数料無料で借入ができますよ。
インターネットで契約する場合
自動契約機へ行くのが困難な場合は、引き続きインターネットを利用して契約手続きをすることができます。振込で融資を受けたい人や、銀行カードローンで手持ちのキャッシュカードをローンカードとして利用したい人もインターネットで契約をしましょう。
ネットで契約をする場合は、写真をアップロードすることで必要書類の提出を行います。
PCを使うと写真の取り込みが面倒なので、契約はカメラ付きのスマホを使うと楽ですよ。
契約手続きが完了すれば、振込での融資を受けられるようになります。
また、キャッシュカードをローンカードとして使う人は、その時点でATMでの借入ができるようになります。
カードがまだ手元にない人は、郵送で自宅に届きます。
家族に内緒にしている人でも、封筒には「カードローン」という記載はないので、開封されない限りはバレるリスクは低いです。
はじめてお金を借りる人にとって、カードローンを使うのはハードルが高いですよね。
なかなか手を出せずに躊躇している人は、まず銀行系カードローンの利用から検討してみてください。