キャッシングで低金利なのはどこ?利息なしでお金を借りる

キャッシングで低金利なのはどこ?利息なしでお金を借りる

この記事にたどりついた方の中には、キャッシングを利用したいと思うが、借り方や金利の仕組みがよくわからないといった方が多いのではないでしょうか。

またキャッシングについて知識を持っている方でも、「お金が無いから借りるのに、利息ってなぁ」「できるだけ出費の負担は抑えたいんだ」と金利に対してこのような考えを持っている方、おられますよね。その気持ち、わからなくもありません。

しかしお金を借りたら手数料がかかる現実、それを変えることはできません。ならどうするか・・・。できるだけ出費が少なく済むお金の借り方を見つけることです。

そこでこの記事では、

  • 初めてキャッシングを知った方向けにキャッシングの特徴や注意点、金利の基本知識を説明するパート
  • キャッシングについての基本知識をお持ちの方向けの低金利で借りる方法を説明するパート

の2つに分けてご紹介します。

最近、個人向けローンのキャッシングがどんどん進化しています。

もちろん低金利のところもありますし、期間限定の無利息サービスもあるんですよ。低金利で利用するなら銀行カードローン、無利息サービスは消費者金融が展開していますね。

でもしっかりと返済をシミュレーションしていないと、逆に出費が増えてしまうケースも。

そんな事にならないように、「低金利の銀行カードローン」と「消費者金融の無利息サービス」についてお伝えしていきます。

目次

キャッシングについてよくわからない方へ!キャッシングとは?

 

キャッシングについてよくわからない方へ!キャッシングとは?

キャッシングとは、すでに所有しているクレジットカードやローンカードを利用して、金融機関の窓口やATM、インターネットなどでお金を借入れするサービスのことです。

24時間いつでも借入できるところもあり、急遽まとまったお金が必要になった際に便利なサービスだといえます。

キャッシングを正しく利用するためには、申し込み方法や利用方法、返済方法や注意点などを理解しておくことが大切です。

ここからは、キャッシングの内容について詳しく説明します。

キャッシングの申し込み方法

金融機関によってキャッシングの申し込み方法は異なりますが、最近は、店頭でキャッシングを申し込む方法以外にも、電話や郵送、インターネットを通して申し込む方法も普及してきています。

もちろん、直接金融機関に足を運んでキャッシングを利用しても良いでしょう。

しかし、金融機関ごとに営業時間が異なったり、自宅から離れていて金融機関に足を運ぶ時間が無かったりという人も多く、全員がスムーズにキャッシングを利用できるわけではないようです。

また、郵送では申し込み用紙に必要事項を記入することで、キャッシングの利用開始手続きを進められます。

しかし、郵送にかかる時間によってサービス利用開始までにタイムラグが発生してしまうことから、急いでキャッシングを利用したい人には不向きかもしれません。

電話やインターネットを利用すれば、自宅から24時間キャッシングに申し込むことが可能です。

早ければ即日から融資してもらえるケースもあるので、「急いでお金を借入したい」という人でもスムーズに必要な資金を用意できます。

キャッシングの利用方法

キャッシングを利用する際は、提携銀行や提携コンビニのATM、キャッシュディスペンサーを利用する方法が一般的です。

ATMでは借入と返済どちらも利用できますが、キャッシュディスペンサーではお金の借入しか利用できません。

キャッシングを利用する場合、まずはATMやキャッシュディスペンサーにクレジットカードやローンカードを挿入して、暗証番号を入力します。

そして、借入手続きを選択し、返済方法を一括払いやリボ払いなどから選びます。

最後に、借入金額を入力することで、キャッシングの利用は終了です。

お金を受け取る際に、挿入したカードや利用明細も一緒に出てくるので、忘れずに持ち帰りましょう。

また、最近は電話やインターネットなどを利用して、所定の口座に借入金額を振り込んでもらうことも可能です。

わざわざATMまで足を運ぶ必要がないので、住んでいる地域によっては、使い慣れた口座に振込を依頼した方が便利にキャッシングを利用できるでしょう。

キャッシングの返済方法

キャッシングの返済方法は、一括払いとリボ払いの2種類から選ぶのが一般的です。

まとまったお金を用意できるのであれば、一括払いで返済したほうが利息を抑えて返済することができます。

一方、借入金額が多かったり、一度に全額返済する余裕がなかったりする場合は、リボ払いなどで複数回に渡ってお金を返済しなければなりません。

毎月所定の返済日までにATMで振込をする返済方法や、あらかじめ設定した期日に銀行口座から返済額を引き落としてもらう方法などがあり、自分に合っている返済方法を選ぶことが大切です。

また、毎月の返済額をいくらに設定するかという点も重要になります。

設定する返済額によっては、安定的な日常生活を送れなくなってしまう危険性があるので注意が必要です。

収支のバランスをしっかり把握したうえで、計画的にお金を返済できるようなプランを立てておきましょう。

キャッシングを利用する際の注意点

キャッシングを利用する場合、いくつかの注意点を理解したうえで利用しなければ思わぬトラブルが発生してしまう危険性があります。

銀行カードローンの注意点としては次の2つです。

急ぎの借入には向いていない
最短でも翌日の融資になるうえに、銀行口座が必要となります。口座を持っていなければ新規開設が必要です。
審査が厳しいため、利用するにはそれなりの対策がいる
審査が厳しいため通過を目指すなら借入額を低くする、現在の借入を精算するなどそれなりの対策が必要です。

銀行カードローンの特徴

銀行カードローンの特徴をまとめてみましたので、参考にしてください。

低金利
ATM手数料が無料
最短翌日融資
銀行口座が必要
返済方法が少ない
審査が厳しい

【銀行カードローンの特徴】
低金利

先ほども少しお伝えしましたが、消費者金融よりも金利が低く設定されており、上限金利が14%台です。

出費をおさえる点ではメリットになりますね。

【銀行カードローンの特徴】
ATM手数料が無料

銀行カードローンでは、手数料が無料で利用できるATMが多くあります。

自行のATMはもちろんですが、提携しているATMでも費用が掛かりません。

こちらも出費をおさえるにはメリットになりますね。

【銀行カードローンの特徴】
最短翌日融資

申込んでから利用まで、早くても1日以上はかかります。
急ぎの借入には不向きでしょう。

【銀行カードローンの特徴】
銀行口座が必要

利用する銀行の口座が必要です。

口座がなければ新規開設の手続きが必要となり、カードローン利用までに1週間以上かかることになります。

【銀行カードローンの特徴】
審査が厳しい

消費者金融よりも、審査が厳しいと言われています。

明確な数字は公表されていませんが、金融庁から審査の際には保証会社に加え、自行でも審査するように指導された経緯もありますので、消費者金融と比べると厳しいと考えられます。

【銀行カードローンの特徴】
返済方法が少ない

銀行カードローンの返済方法は消費者金融に比べて少なく、インターネットバンキング、口座振替、ATM の3種類のみです。

インターネットバンキングを利用するには、その手続きも必要になります。

利息なしのキャッシングサービスがある消費者金融

利息なしのキャッシングサービスがある消費者金融

消費者金融では、一定期間無利息になるサービスをしているところがあります。

初回利用者に限られますが、30日間や180日間など、各社がそれぞれの期間を設定していて、サービス期間中は利息は一切発生しません。

無利息サービスを提供している消費者金融

消費者金融無利息期間
プロミス初回利用の翌日から30日間
アコム契約の翌日から30日間
アイフル契約の翌日から30日間

こちらも注意点を含めて、消費者金融の特徴を見ていきましょう。

無利息サービスの注意点

消費者金融で無利息サービスを利用する場合、サービス期間を超えると利息が発生しますので、出費をおさえたい時はサービス期間内に完済するのがコツです。

また、無利息期間のスタート日も各社異なります。

プロミスは初回利用日の翌日から30日間ですし、アコムやアイフルは契約の翌日からサービス開始です。

勘違いしているとサービス期間が終了していて利息が発生していた・・・なんてことにもなりかねません。

利用の際は、必ずサービススタート日を確認してくださいね。

利息なしで利用可能な消費者金融の特徴

消費者金融カードローンの特徴です。

最短即日融資
無利息サービス含め、サービスが豊富
審査通過率が平均40%台
金利が高め
ATM手数料が有料
総量規制の対象である

【消費者金融の特徴】
最短即日融資

最短即日で融資が可能です。
早いところでは、最短1時間でお金を手にすることができます。
急ぎの借入れの時は助かりますよね。

【消費者金融の特徴】
無利息サービス含め、サービスが豊富

無利息サービス以外にも、WEB完結、銀行振込、スマホアプリ(スマホキャッシング)など様々なサービスが用意されています。

【消費者金融の特徴】
審査通過率が平均40%台

消費者金融は自社の業績情報として、新規成約率を発表していますが、大手各社は平均40%です。
申込み者の約半数が、審査に通過していることになります。

【消費者金融の特徴】
金利が高め

消費者金融の場合、上限金利が17~18%と銀行に比べると高めの設定です。
初回利用時は、どうしてもこの金利が割り当てられる可能性が高くなります。

【消費者金融の特徴】
ATM手数料が有料

消費者金融の場合、コンビニなどの提携ATMは110円~220円の手数料がかかります。
1万円以下なら110円 1万円越なら220円が毎回必要です。

手数料を掛けたくないのであれば、消費者金融の自社ATMを利用するか、銀行振込みでの借入れや口座振替での返済を利用しましょう。

【消費者金融の特徴】
総量規制の対象である

消費者金融は貸金業者のため、総量規制の対象です。
利用者の年収3分の1以上の融資を禁止されている等、いくつかのルールが定められています。

低金利と無利息サービス、どちらが良いのか

低金利と無利息サービス、どちらが良いのか

さて、それぞれの内容と注意点を見てきましたが、低金利でも利息は発生しますし、無利息は限定された期間のみ。

どちらの利用が得になるのか、検証してみました。

【検証1】
10万円を1年間で返済した場合の比較

低金利の銀行カードローン「バンクイック」の14.6%と、消費者金融「プロミス」の通常金利17.8%で10万円を1年返済した場合をシミュレーションしました。

 バンクイックプロミス
返済回数12回12回
毎月の返済額9,006円9,158円
返済総額108,077円109,894円
利息総額8,077円9,894円

バンクイックを利用した場合の年間の利息は8,077円、プロミスを通常利用した場合の年間利息は9,894円となり、銀行カードローンの利用がオトクであるのは一目瞭然です。

ではプロミスの無利息サービスを利用した場合はとなると・・・。

バンクイックを利用した場合の年間の利息は8,077円、プロミスで無利息サービスを利用した場合の年間利息は8,411円となります。

ザックリ計算(9,894円から初回30日分の通常利息1,483円を引く)すると、プロミスの利息は8,411円と減りますが、わずかな差でバンクイックが安くなる結果となりました。

※ただし、無利息期間中にどれだけ返済しているか(残高)によって利息額が変わります。

もうひとつ注目してほしいのは、月々の返済額です。

同じ10万円を借りた場合でも、バンクイックは月々9,006円 プロミスは月々9,158円で、こちらも銀行カードローンの方が安いことがわかります。

なお、今回はバンクイックとプロミスで比較しましたが、どのカードローンを使うにしても、残高によって利息は変化します。

毎月の返済について不安があるようなら、申し込む際に担当者に相談してみるといいでしょう。

【検証2】
10万円を1カ月の短期間で返済する場合の比較

計算するまでもなく、消費者金融の無利息サービスを利用した方がお得です。

金利がかからないうちに返済するわけですから、元金だけの返済で済むからです。

短期で返済できるのであれば、消費者金融の無利息サービスを利用しましょう。

なお、無利息サービスが受けられるのは、初回利用の場合のみです。

以前利用したことのあるカードローンを再度利用する場合は、無利息サービスは受けられませんので注意してください。

まとめ

ここでは、キャッシングがどのようなサービスであるか、キャッシングを利用する際に考える必要がある金利のこと、銀行カードローンと消費者金融のカードローンの特徴や違いや低金利と無利息サービスの選び方などについて説明しました。

利用方法によって金利が変わってくるので、場合によっては支払う利息が大きく変わることも考えられます。

お金を借入する目的はさまざまですが、どのように返済したいかという点もよく考えたうえでキャッシングを利用することが大切です。

ここで説明した内容を参考にして、必要に応じて賢くキャッシングを利用できるようにしましょう。

よくある質問

よくある質問

金利の出費を抑える方法って?

低金利なら銀行カードローンを、利息なしのサービスを求めるなら消費者金融を選びましょう。

キャッシングはどうやって申し込むの?

キャッシングは、店頭や郵送で申し込むことが可能です。 電話やインターネットで申し込めば、自宅にいながらスムーズにキャッシングの利用開始手続きを進めることができます。

キャッシングはどうやって利用すれば良いの?

キャッシングを利用する際は、クレジットカードやローンカードを利用して、提携銀行や提携ATM、キャッシュディスペンサーからお金を借りられます。

インターネットや電話、郵送で所定の口座に借入金額を振り込んでもらうことも可能です。

キャッシングの返済方法とは?

借入金額を返済する場合、借入金額を一度に全額返済できる「一括払いや、毎月一定の金額を振込や口座振替で返済する「リボ払いといった方法から選ぶことができます。

キャッシングを利用する際に知っておくべき注意点は、以下の4つです。

  1. キャッシング利用可能枠を把握しておく
  2. 取引可能な時間帯を確認しておく
  3. 支払う利息を確認しておく
  4. 返済計画を立てておく

これらの注意点を意識しておけば、賢くキャッシングを利用できるようになるはずです。ここからは、キャッシングを利用する際の注意点について詳しく説明します。

キャッシング利用可能枠を把握しておく

金融機関ごとにキャッシング利用限度額が異なりますが、申請者の勤務先や収入といった背景によって、設定されるキャッシング利用枠が変わります。

場合によっては十分なキャッシング利用枠を確保できず、必要なお金を借入できなくなることも…。

契約時に、どれくらいのお金を借入できるかをしっかり把握しておくことが大切です。

また、クレジットカードでキャッシングを利用する場合は、ショッピング利用枠を利用することでキャッシング利用可能枠が減ることがほとんど。

利用するショッピング利用額によっては、必要なお金を借入できなくなる危険性があるので、クレジットカードの利用状況もあわせて確認しておく必要があります。

取引可能な時間帯を確認しておく

キャッシングは、必要なときにすぐにお金を準備できるというメリットがあります。

しかし、金融機関の営業時間によっては、深夜や早朝にキャッシングサービスを利用できないところも…。

突然まとまったお金が必要になる事態はいつ起こるかわからないので、なるべく幅広い取引可能時間帯を設けているサービスを選ぶのがおすすめです。

支払う利息を確認しておく

キャッシングを利用する際は、利用可能枠だけでなく支払う利息を確認しておくことも重要。

必要なお金を用意できたとしても、利息を支払う能力が不十分であれば、返済期間中の生活が不安定になってしまいかねないので注意が必要です。

金融機関によって設定している利息が異なるため、あらかじめサービスごとに適用される金利についても把握しておきましょう。

返済計画を立てておく

スムーズにキャッシングを利用するためには、返済計画を立てておくことも大切です。

金利について考えておくことはもちろんですが、返済期間や毎月の返済額、返済期間中に得られる収入が安定しているかといったこともよく考えておきましょう。

「支払う利息を抑えるために、なるべく返済期間を短くしよう」と考える人は多いもの。

しかし、無理な返済計画を立ててしまうと、毎日の生活が苦しくなってしまう危険性があるので注意が必要です。

キャッシングでお金を借りるには金利がつきもの

キャッシングでお金を借りるには金利がつきもの

キャッシングでお金を借りる場合、どの金融機関であっても金利が発生します。

サービスによっては無利息期間を設けているところもありますが、無利息期間を過ぎると金利が発生するので、やはり事前に金利について考えておくことは重要だといえます。

一般的に、利息の計算方法は以下のようになっています。

キャッシング利用額×金利÷365×返済日数=利息(手数料)

たとえば、年15%の金利で10万円をキャッシングして、15日後に返済した場合、上記の計算方法で利息を計算すると、616円になります。

もちろん、借入金額や返済日数、金利によって支払う利息は変わります。

事前に利息をシミュレーションできる金融機関が多いので、借入前に確認しておきましょう。

ここまでで、初めてキャッシングを知った方向けのパートは終わりにいたします。次からは、キャッシングについての基本知識をお持ちの方に向けて、低金利で借りる方法について説明いたします。

低金利なのは銀行カードローン

低金利なのは銀行カードローン

できるだけ出費をおさえてお金を借りる方法のひとつは、低金利でキャッシングできる銀行カードローンの利用です。

平均的に金利が14%台で、消費者金融と比べると4ポイント程度低くなっています。 金利が低ければ利息も低くなるので、余分な出費をおさえることも可能です。

都市銀行カードローンの金利

銀行カードローン年金利
みずほ銀行カードローン2.0~14.0%
バンクイック(三菱UFJ銀行)1.8~14.6%
三井住友銀行カードローン1.5~14.5%
りそなカードローン3.5%~12.475%

注意点を含め、銀行カードローンの特徴を見ていきましょう。

低金利な銀行キャッシング利用の注意点

銀行カードローンの注意点としては次の2つです。

急ぎの借入には向いていない
最短でも翌日の融資になるうえに、銀行口座が必要となります。口座を持っていなければ新規開設が必要です。
審査が厳しいため、利用するにはそれなりの対策がいる
審査が厳しいため通過を目指すなら借入額を低くする、現在の借入を精算するなどそれなりの対策が必要です。

銀行カードローンの特徴

銀行カードローンの特徴をまとめてみましたので、参考にしてください。

低金利
ATM手数料が無料
最短翌日融資
銀行口座が必要
返済方法が少ない
審査が厳しい

【銀行カードローンの特徴】
低金利

先ほども少しお伝えしましたが、消費者金融よりも金利が低く設定されており、上限金利が14%台です。

出費をおさえる点ではメリットになりますね。

【銀行カードローンの特徴】
ATM手数料が無料

銀行カードローンでは、手数料が無料で利用できるATMが多くあります。

自行のATMはもちろんですが、提携しているATMでも費用が掛かりません。

こちらも出費をおさえるにはメリットになりますね。

【銀行カードローンの特徴】
最短翌日融資

申込んでから利用まで、早くても1日以上はかかります。
急ぎの借入には不向きでしょう。

【銀行カードローンの特徴】
銀行口座が必要

利用する銀行の口座が必要です。

口座がなければ新規開設の手続きが必要となり、カードローン利用までに1週間以上かかることになります。

【銀行カードローンの特徴】
審査が厳しい

消費者金融よりも、審査が厳しいと言われています。

明確な数字は公表されていませんが、金融庁から審査の際には保証会社に加え、自行でも審査するように指導された経緯もありますので、消費者金融と比べると厳しいと考えられます。

【銀行カードローンの特徴】
返済方法が少ない

銀行カードローンの返済方法は消費者金融に比べて少なく、インターネットバンキング、口座振替、ATM の3種類のみです。

インターネットバンキングを利用するには、その手続きも必要になります。

利息なしのキャッシングサービスがある消費者金融

利息なしのキャッシングサービスがある消費者金融

消費者金融では、一定期間無利息になるサービスをしているところがあります。

初回利用者に限られますが、30日間や180日間など、各社がそれぞれの期間を設定していて、サービス期間中は利息は一切発生しません。

無利息サービスを提供している消費者金融

消費者金融無利息期間
プロミス初回利用の翌日から30日間
アコム契約の翌日から30日間
アイフル契約の翌日から30日間

こちらも注意点を含めて、消費者金融の特徴を見ていきましょう。

無利息サービスの注意点

消費者金融で無利息サービスを利用する場合、サービス期間を超えると利息が発生しますので、出費をおさえたい時はサービス期間内に完済するのがコツです。

また、無利息期間のスタート日も各社異なります。

プロミスは初回利用日の翌日から30日間ですし、アコムやアイフルは契約の翌日からサービス開始です。

勘違いしているとサービス期間が終了していて利息が発生していた・・・なんてことにもなりかねません。

利用の際は、必ずサービススタート日を確認してくださいね。

利息なしで利用可能な消費者金融の特徴

消費者金融カードローンの特徴です。

最短即日融資
無利息サービス含め、サービスが豊富
審査通過率が平均40%台
金利が高め
ATM手数料が有料
総量規制の対象である

【消費者金融の特徴】
最短即日融資

最短即日で融資が可能です。
早いところでは、最短1時間でお金を手にすることができます。
急ぎの借入れの時は助かりますよね。

【消費者金融の特徴】
無利息サービス含め、サービスが豊富

無利息サービス以外にも、WEB完結、銀行振込、スマホアプリ(スマホキャッシング)など様々なサービスが用意されています。

【消費者金融の特徴】
審査通過率が平均40%台

消費者金融は自社の業績情報として、新規成約率を発表していますが、大手各社は平均40%です。
申込み者の約半数が、審査に通過していることになります。

【消費者金融の特徴】
金利が高め

消費者金融の場合、上限金利が17~18%と銀行に比べると高めの設定です。
初回利用時は、どうしてもこの金利が割り当てられる可能性が高くなります。

【消費者金融の特徴】
ATM手数料が有料

消費者金融の場合、コンビニなどの提携ATMは110円~220円の手数料がかかります。
1万円以下なら110円 1万円越なら220円が毎回必要です。

手数料を掛けたくないのであれば、消費者金融の自社ATMを利用するか、銀行振込みでの借入れや口座振替での返済を利用しましょう。

【消費者金融の特徴】
総量規制の対象である

消費者金融は貸金業者のため、総量規制の対象です。
利用者の年収3分の1以上の融資を禁止されている等、いくつかのルールが定められています。

低金利と無利息サービス、どちらが良いのか

低金利と無利息サービス、どちらが良いのか

さて、それぞれの内容と注意点を見てきましたが、低金利でも利息は発生しますし、無利息は限定された期間のみ。

どちらの利用が得になるのか、検証してみました。

【検証1】
10万円を1年間で返済した場合の比較

低金利の銀行カードローン「バンクイック」の14.6%と、消費者金融「プロミス」の通常金利17.8%で10万円を1年返済した場合をシミュレーションしました。

 バンクイックプロミス
返済回数12回12回
毎月の返済額9,006円9,158円
返済総額108,077円109,894円
利息総額8,077円9,894円

バンクイックを利用した場合の年間の利息は8,077円、プロミスを通常利用した場合の年間利息は9,894円となり、銀行カードローンの利用がオトクであるのは一目瞭然です。

ではプロミスの無利息サービスを利用した場合はとなると・・・。

バンクイックを利用した場合の年間の利息は8,077円、プロミスで無利息サービスを利用した場合の年間利息は8,411円となります。

ザックリ計算(9,894円から初回30日分の通常利息1,483円を引く)すると、プロミスの利息は8,411円と減りますが、わずかな差でバンクイックが安くなる結果となりました。

※ただし、無利息期間中にどれだけ返済しているか(残高)によって利息額が変わります。

もうひとつ注目してほしいのは、月々の返済額です。

同じ10万円を借りた場合でも、バンクイックは月々9,006円 プロミスは月々9,158円で、こちらも銀行カードローンの方が安いことがわかります。

なお、今回はバンクイックとプロミスで比較しましたが、どのカードローンを使うにしても、残高によって利息は変化します。

毎月の返済について不安があるようなら、申し込む際に担当者に相談してみるといいでしょう。

【検証2】
10万円を1カ月の短期間で返済する場合の比較

計算するまでもなく、消費者金融の無利息サービスを利用した方がお得です。

金利がかからないうちに返済するわけですから、元金だけの返済で済むからです。

短期で返済できるのであれば、消費者金融の無利息サービスを利用しましょう。

なお、無利息サービスが受けられるのは、初回利用の場合のみです。

以前利用したことのあるカードローンを再度利用する場合は、無利息サービスは受けられませんので注意してください。

まとめ

ここでは、キャッシングがどのようなサービスであるか、キャッシングを利用する際に考える必要がある金利のこと、銀行カードローンと消費者金融のカードローンの特徴や違いや低金利と無利息サービスの選び方などについて説明しました。

利用方法によって金利が変わってくるので、場合によっては支払う利息が大きく変わることも考えられます。

お金を借入する目的はさまざまですが、どのように返済したいかという点もよく考えたうえでキャッシングを利用することが大切です。

ここで説明した内容を参考にして、必要に応じて賢くキャッシングを利用できるようにしましょう。

よくある質問

よくある質問

金利の出費を抑える方法って?

低金利なら銀行カードローンを、利息なしのサービスを求めるなら消費者金融を選びましょう。

キャッシングはどうやって申し込むの?

キャッシングは、店頭や郵送で申し込むことが可能です。 電話やインターネットで申し込めば、自宅にいながらスムーズにキャッシングの利用開始手続きを進めることができます。

キャッシングはどうやって利用すれば良いの?

キャッシングを利用する際は、クレジットカードやローンカードを利用して、提携銀行や提携ATM、キャッシュディスペンサーからお金を借りられます。

インターネットや電話、郵送で所定の口座に借入金額を振り込んでもらうことも可能です。

キャッシングの返済方法とは?

借入金額を返済する場合、借入金額を一度に全額返済できる「一括払いや、毎月一定の金額を振込や口座振替で返済する「リボ払いといった方法から選ぶことができます。