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他社借入がある際のカードローン申し込みの注意点

カードローン複数利用OK

 

カードローンを複数利用することは可能です。
現在すでにカードローンの利用をしているけど、さらにもう1社と契約したい!と思ったら、ためらわずに申し込んでください。

 

ただし、2社目となると審査が厳しくなるのは必定です。
なので、それなりの知識や情報を身につけて申し込むことが大切です。

 

ここでは、2社目の審査通過に役立つ知識や注意点を詳しくお伝えしていきます。
是非参考にして下さい。

 

他社借入で知っておくべき知識とは

ポイントを示す女性

 

2社目の申し込みで審査に通るためには、あらかじめ知っておいた方がよい情報や知識があります。

 

  • 総量規制の内容
  • 2社目の審査で重視されるポイント

 

この2点をしっかり把握しておけば、審査通過の近道になるはずです。
それぞれを細かく説明しましょう。

 

総量規制の内容

総量規制とは、貸金業法の定められているルールのひとつで、借りるお金の総額に制限を設ける法律です。

 

アイフルやアコム、プロミス、SMBCモビットなどの消費者金融や信販会社などの貸金業を営んでいる企業が対象となっています。

 

今ではカードローンで金融庁の指導を受けた銀行でも、総量規制を重視するところが増えてきています。
その内容は次の2つです。

 

【総量規制の内容】1.利用者は年収3分の1以上の借入ができない

金融庁のHPでは「貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合、新規の借入れをすることができなくなります」としています。
年収300万円だった場合、100万円が借入の上限ですね。

 

1社で借りるにも、複数の会社から借りるにしても、年収の3分の1は必須条件になります。

 

【総量規制の内容】2.収入証明書類の提出が必要

こちらも金融庁HPで明記されていますが、借入れの時に年収を証明する書類が原則必要となります。

 

多くの消費者金融では、希望の借入額が50万円を超える場合や他社との利用残高の合計が100万円を超える場合に、収入証明書類の提出を求めていますね。
提出ができない、もしくは提出を拒否した場合は、お金を借りることはできません。

 

2社目の審査で重視されるポイント

すでにカードローンを利用していれば、審査がどういうものかはお分かりでしょう。
しかし2件目になると1社目と同レベルの審査ではなく、さらに細かくチェックされると考えてください。
チェックされるポイントは2つあります。

 

【審査のポイント】1.他社借入件数

インターネットから申込む場合、申し込み画面で他社での借入額や件数を入力する項目があります。

 

借入総額100万円以上かどうかのチェックもしていますが、件数も重要視されていると思っておいた方が良いですね。

 

なぜなら借入先が増えることによって、カードローン会社としては利用者の返済能力が低下するのではないかとの不安材料が増えるからです。

 

カードローンは毎月安定した収入があれば申し込める仕組みですが、収入額に対して借入返済額の割合が大きくなってくると、利用者の生活に支障が出てくることもあり得ます。
それが、返済能力の低下につながる、と理由づけられる原因なのです。

 

【審査のポイント】2.1社目の借入金額と返済履歴

2件目に申し込んだカードローン会社が、1件目の状況なんて分かるわけない!と甘く考えていてはいけません。

 

利用者の金融に関する情報は、ほとんどが信用情報機関に記録されていて各金融機関はその情報を確認できる仕組みがあるからです。

 

もし過去に遅延をおこしていたり、数カ月にわたり滞納した記録が残っていると、返済能力が低いとみなされて、審査通過が難しくなる確率が上がります。

 

しかし、返済額を少なくして遅延なく返済し続けている(返済してきた)、とか短期間で一括返済した実績など、期限までにキチンと返済できていれば大きな問題にはなりません。
審査通過の可能性が高くなります。

 

ちなみに豆知識として・・・信用情報機関は次の3つです。
自分で自分の情報も確認できますので、2件目を申し込む前に確認するのも良いでしょうね。

 

CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)
JICC(日本信用情報機構)
KSC(全国銀行個人信用情報センター)

 

2社目の申し込みでの注意点とは

注意点

 

さて、これらの情報や知識を踏まえたうえで、2件目を申し込む際に注意すべき点をまとめてみました。

 

できれば少なめの希望金額で総量規制の範囲内にまとめる

他社との借入総額が100万円にならないよう気を付けてください。
できれば2件目の借り入れ額は50万円以下でおさえるのが無難です。

 

50万円以上で収入証明の提出を求められると、審査が厳しくなる可能性は否めません。
審査を通過しやすくするためにも、必要最低限のお金を借りましょう。

 

どうしても2社目で50万円以上の借り入れが必要なら、前もって収入証明書類を準備し申し込みと同時に提出するようにしてください。

 

他社借入金額は正確に申告する

申し込み時に、審査に通過したいからと借入金額を実際よりも低い金額を申告するのは危険です。
信用情報機関では、現在の借入状況も分かるようになっているからです。

 

カードローン会社は信用情報機関での情報や記録を重視するため、金額が異なっていれば、申込者の信用性が疑われるのは間違いありません。
単純な入力ミスでも疑念を抱かれてしまいます。

 

お金の貸し借りはお互いの信用・信頼関係があってこそ成り立つものですから、借入金額は正確に申告してください。

 

担当者とのやり取りは真摯な対応で

2件目の申し込みとなると、担当者からの確認電話が入る確率も上がります。
申し込み時のデータ内容に間違いがないか確認するためです。

 

確認が取れなければ審査に進むことも難しくなるので、電話がかかってきた時はできるだけ早めに出て、真摯に対応するように心がけましょう。

 

他社借入をするなら審査通過率の高いカードローンを

審査通過率の高いカードローン

 

2件目での申し込みは、新規成約率の高いところにするのも審査通過ポイントのひとつです。

 

具体的な審査通過率の数字を公表しているところは少ないのですが、大手消費者金融のIR情報では新規成約率(新規貸付率)として、誰でも確認できるようになっています。

 

ちなみに2018年8月現在での成約率は

アコム  44.6%
アイフル 46%
プロミス 46.4%

 

銀行カードローンでは成約率を確認することはできませんでしたが、銀行は現在カードローンの取り扱いについて金融庁から指導が入っています。

 

このことから審査体制も厳しくなっていますので、2社目は大手消費者金融で考えられることをおススメします。

 


 

2社目の申し込みに関するための知識・情報、注意点はお分かりいただけましたか。

 

複数のカードローンの利用となると審査も厳しくなりますので、できるだけ必要最低限の金額で申し込んでください。

 

複数のカードローン利用は多重債務に陥る可能性が高い、という人もいるようですが、要は利用する自分自身がしっかりとお金を管理すればいいことです。

 

生活を円滑にまわしていくためにも、自己管理を徹底してカードローンをうまく利用してくださいネ。

 

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