アコムは派遣社員でも申し込み可能？
「派遣社員だけど、アコムに申込することできるのかな？」と不安を感じてはいませんか？
お金を借りるための審査は、正社員でないと厳しいイメージがある人も多いのではないでしょうか。
大丈夫です。
アコムは派遣社員の人でも、問題なく申込することが可能です。
しかし、派遣社員の人は申込をする際に特に気をつけなくてはいけないポイントがあります。
ここでは、派遣社員がアコムへ申込む際の条件や特に気をつけなくてはいけない注意点、審査に通るためのポイントについて解説します。
派遣社員がアコムへ申込をするための条件
派遣社員の人はアコムへ申込することができますが、全ての人が無条件に利用できるわけではありません。
次の条件を全て満たしている必要があるので注意してくださいね。
年齢が20歳以上、69歳以下であること
アコムの利用には年齢制限があります。
申込可能なのは20歳以上69歳以下の人のみです。
派遣社員の人の中には、中学や高校を卒業してすぐに就職をしたために、20歳未満だという人も多いですが、残念ながら20歳の誕生日を迎えるまで申込することができません。
また、上限の年齢についても注意が必要です。
現時点で69歳以下の人であれば申込することができますが、審査が通ったとしても、70歳の誕生日を迎えたら、追加で借入することができなくなってしまいます。
当然、追加借入ができなくなっても、借入残高が残っていれば返済は続きますよ。
安定した収入があること
アコムへ申込をする２つ目の条件が、「安定した収入があること」です。
「派遣社員の収入って安定してるって言えるの？」と不安な人も多いですよね。
確かに派遣社員の人の場合、正社員の人と比べると毎月の給料は安い傾向があります。
ですが、これについては問題ありません。
ここでいう「安定した収入」とは、毎月コンスタントに給料が振り込まれている状態のことを言います。
金額が少なかったとしても、毎月給料をもらっていれば「安定した収入」の申込条件はクリアですので安心してください。
派遣会社に登録をしていても、仕事をしていなければ申込できない
派遣社員の人で、実際に働いており毎月給料をもらっている人であれば申込は可能です。
ただし、派遣会社に登録しているだけで、仕事をしていないという人は申込できません。
単発の仕事を不定期にしていて、月によって極端に収入が少ないという人も、安定した収入があるとは言えないので注意しましょう。
必要書類を揃えることができること
アコムが公表している申込条件は、「年齢制限」と「安定した収入」だけですが、申込をするためにもう一つ、必要書類を提出することも必須条件です。
必要書類は、審査前の申込の段階で提出するものです。
提出できなければ審査に進むこともできないので、事前に揃えておきましょう。
【アコムへ提出する必要書類】1．本人確認書類
あなた自身が申込をしているのか、年齢や住所に偽りがないかを確認するために、本人確認書類は申込をする全員が提出しなければいけません。
本人確認書類として一番望ましいのは運転免許証です。
運転免許証を持っていない人は、個人番号カードや健康保険証などでもOKです。
ただし、本人確認書類の住所が現住所と違ったり、顔写真がない健康保険証を提出する場合は、現住所が記載された次の書類も一緒に提出しなければいけません。
- 住民票
- 公共料金の領収書（電気、ガス、水道、固定電話、NHK）
※携帯電話の領収書は不可
- 納税証明書
住民票は平日の日中に役場へ行かないと入手できませんし、公共料金の領収書についてはあなた本人の名義でないと認められないので注意してください。
【アコムへ提出する必要書類】2．収入証明書（高額借入の人のみ）
多くの人は本人確認書類だけを提出すれば良いのですが、借入金額が高額になる人は別途収入証明書を提出しなければいけません。
収入証明書が必要なのは、次のいずれかの条件に当てはまっている人です。
- 希望する借入限度額が50万円を超える場合
- 他社からの借入残高とアコムに希望する借入限度額の合計が、100万円を超える場合
収入証明書として認められる書類は次の通りです。
- 源泉徴収票
- 給与明細書（直近一ヶ月分＋1年分の賞与明細）
- 市民税・県民税額決定通知書
- 所得証明書
- 確定申告書・青色申告書・収支内訳書
派遣社員の人が提出しやすいのは、源泉徴収票か給与明細のいずれかですね。
どちらも最新のものが必要です。
アコムへの申込時に派遣社員が気をつけるべき注意点
申込条件を満たしていれば派遣社員の人がアコムへ申込することは可能ですが、他にも派遣社員ならではの、気をつけなければいけないポイントがあります。
借入できるのは年収の3分の１まで
派遣社員の人が気をつけなければいけないポイントは、借入限度額は年収の3分の１が上限ということです。
これは、貸金業法の「総量規制」によって定められており、アコムだけでなく他の消費者金融のカードローンについても同様です。
例えばあなたの年収が300万円だとしたら、100万円を超える金額は借入できないということです。
アコム以外からも借入している人の場合は、他社の借入額も考慮して計算しなければいけません。
正社員か派遣社員か、雇用形態によって申込条件が変わることはありませんが、年収により借入できる上限金額が変動するので注意してくださいね。
派遣社員は在籍確認の電話に注意
もう一つの注意点は、「在籍確認の電話」です。
これはカードローンの審査の過程で職場にかかってくる電話のことで、あなたが申込時に記入した職場で、本当に働いているのかチェックするためのものです。
「会社に電話がかかってきたら、アコムに申込んだことがバレるんじゃない？」と不安な人もいますよね。
しかしアコムからの電話は、会社名を名乗らずに担当者の個人の名前でかかってくるので大丈夫です。
その場にあなたがいなかったとしても、電話に出た人が「○○は席を外しております」と答えてくれれば在籍確認は完了です。
在籍確認の電話でアコムの利用がバレることはありませんので安心してください。
なお派遣社員の場合、登録している派遣元と実際に働いている会社がありますよね。
在籍確認はどうなるのか不安もあるのではないかと思います。
派遣社員ならではの、在籍確認の注意点を見てみましょう。
在籍確認の電話は派遣元の会社にかかってくる
派遣社員の人の場合、在籍確認の電話は派遣元の会社にかかってきます。
派遣会社の事務所にアコムから電話があり、「○○様はいらっしゃいますか？」と聞かれても、普段あなたはその事務所で働いているわけではありません。
もし会社の人が「○○というものはおりません」と回答してしまったら、在籍確認はできません。
このような事態を避けるためには、事前に在籍確認の電話があることを派遣会社へ伝えておく必要があります。
「クレジットカードの在籍確認の電話があるかもしれない」などと伝えておけば、アコムの利用がバレずに済みますよ。
派遣元での在籍確認が難しい場合
もし派遣会社の規模がとても大きい場合、あなたのために個別の対応をすることが難しいかもしれません。
そんな時は別の方法で在籍確認が可能か、アコムへ電話して確認する必要があります。
派遣先の会社に電話してもらうこともできるかもしれませんし、もし派遣先にあなた宛に電話がかかってきても対応できない場合は、書類での在籍確認ができないか相談してみましょう。
健康保険証（社会保険証・組合保険証）や、給与明細を提出することで対応してもらえるかもしれません。
これらは確実ではありませんが、申込をした時点でアコムへ事情を説明しておくことで、会社への在籍を確認する方法について、柔軟に検討してくれるはずですよ。
派遣社員がアコムの審査に通るためにできる対策
派遣社員の人が特に心配なのは、審査に通過できるかということですよね。
審査は基準が公表されているわけではありませんし、確実に通過する方法は存在しません。
しかし事前に対策をすることで、通過する確率を上げることは可能です。
できる限りの対策をして、審査に挑みましょう。
【審査への対策】1．借入希望限度額をできるだけ低くする
今後のことも考えて、借入限度額は高めに設定しておいた方が安心という人が多いと思います。
確かに、限度額を高く設定しておいた方が金利が低くなる可能性もありますし、急遽お金が必要になった時も安心できますよね。
しかし審査のことを第一に考えるのであれば、借入限度額はできるだけ低く設定する方が良いでしょう。
収入に対して希望限度額の釣り合いが取れているかどうかも、審査で重視されるポイントですので、あなたの収入に対して希望限度額が高すぎると、返済できないだろうと判断される可能性があります。
追加で必要になった時には、増額の申請をすることも可能なので、最初は少額で申請するのがオススメです。
【審査への対策】2．同時に複数社へ申込をしない
万が一アコムの審査に落ちたらいけないと、複数社に同時に申込をする人もいますが、これもNGです。
カードローンの審査を行う際には、あなたが申込んだ内容だけでなく、個人の信用情報も見られています。
信用情報の中には、過去の借入、返済、滞納の履歴が全て記載されています。
カードローンに申込をしたという情報も残るので、短期間のうちに複数社に申し込みをしていると、相当切羽詰まっている印象を与えかねません。
他社への申込は、万が一アコムの審査に通過しなかった時に検討しましょう。
【審査への対策】3．可能な限り他社の借入を完済し借入件数を減らす
カードローンの審査は、他社からすでに借入がある場合は、そうでない場合と比べて不利です。
借入残高、借入件数はできるだけ少ないに越したことはありません。
もし複数社から借入がある場合は、借入件数を少なくできないか検討してみましょう。
例えば、A社の限度額が10万円で、借入残高が10万円。
B社の限度額が30万円で借入残高が20万円だったとします。
この場合、B社の残りの10万円の枠でA社を完済させることができます。
A社からの借入を完済させて、解約手続きをすれば、「借入件数」を減らすことができ、新たに審査を受けるにあたり、少し有利になりますよ。
派遣社員の人は、審査に通るのか不安という人も多いですよね。
しかし、アコムでは公式サイトで派遣社員の人でも基準を満たしていればOKということを公表しています。
また、アコムを利用している人の全体の4分の１の人が年収200万円以下というデータもあります。（参考：気になるみんなの年収は？｜アコム公式）
審査が不安で申込をしていなかった人は、ぜひ利用してみてくださいね。
